チーム力の強化と中堅・ベテラン従業員の役割

トーエイ株式会社様

コースのねらい

中堅・ベテラン従業員が求められる今後の役割や能力を確認し、職場の課題に対してこれまでの経験に基づき後輩従業員と共同で解決策を得るための知識と技能を習得する。→組織の一員として、自らの現状の棚卸を経て、自分自身が今後自社でどのような立場や役割で組織へ貢献するかを考える動機づけを行う。そのための具体的な手段、方法を学ぶ。

講義内容

基本項目	主な内容	訓練時間（H）
1. 職場の課題	（1）職場の課題と、組織について考えるそもそも、組織の一員としてやるべき仕事とは？現状を理解し、自分を見つめ直すことの必要性自分は職場で他者とどうかかわり、どう成長するのか？（2）部下の指導・育成方法と注意点注意や叱責の効果的な伝え方（新卒と中途採用者では異なる点） ○○ハラスメントと相手に思われない伝え方と関係性について	1.5
2. 求められる役割と能力	（1）キャリアの棚卸とこれからの人材育成についてハラスメントという言葉が出てきた背景について考える昨今の指導者に求められる資質と能力、周囲へのかかわり方（2）次世代の担い手を育てるということ世代間ギャップの理解とコミュニケーションスキル年代に応じたかかわり方／仕事に対する意識が異なる相手への接し方（3）今後の人材育成の課題と方向性今後も時代と共に変化していく若手社員との向き合い方モチベーション向上のためのポイント（褒め方やアフターフォロー）	2.0
3. （アサーティブの基本）後輩従業員に対する相談・援助・指導スキル	（1）アサーションとは～“自分も相手も大切にする自己表現”～社会で必要とされる人間になるために、今身につけたいスキル職場組織は学びの宝庫「毎日がトライ＆エラーであることを楽しむ」（2）アサーティブコミュニケーションがもたらす影響「言わない」「言いそこなう」の違い「言えない（言わない）心理」と相手に及ぼす迷惑／心理的影響攻撃的表現がもたらす、相手を巧妙にコントロールするケース無意識にしてしまいがちなケース	1.0
4. （アサーティブな関係構築）役割の変化に応じた他者との関係構築	（1）職場での人間関係で大切なアサーションスキル「思い通りに進むとは限らない」コミュニケーション意見が合わないときの歩み寄りと、必要なトークスキル何故アサーティブになれないのか～頭の理解と気持ちの整理（2）グループワーク（ケーススタディ）事例をもとに、日頃の自分の他者とのかかわり方を振り返るアサーションが出来なくなる場合とは～「こんなとき、どう伝える？」組織の活性化とチーム力強化のために、考え方をシフトする方法「人から良く思われたい心理」が及ぼす影響と改善方法（3）職場における関係構築相手の心に届く伝え方日頃のコミュニケーションの蓄積こそが、報連相の質を上げる自己メンテナンスのためのアサーションが求められる現代について	1.5

合計時間：6.0

カリキュラム作成のポイント

職場のチーム力強化に求められる指導力やスキルを自分自身の振り返りと共に理解する。組織の活性化に欠かせないスキルのひとつであるアサーティブコミュニケーションスキルを理解し、自分自身だけではなく、部下の強みを引き出し、人材育成にも効果をもたらすことを目標とする。

この訓練では、様々な事例を用い、グループディスカッションも取り入れ、強いチーム力とは何か、どのような点に着目すれば、生産性向上に繋がるのかを重点的に分かりやすく説く。

訓練に使用する機器等

機器・ソフトウェア（講師用・その他）

PC（講師用）・プロジェクター・スクリーン・ホワイトボード
OS：Windows11
アプリケーション：Microsoft Office2016 PowerPoint

使用するテキスト

自作テキスト

利用事業主に用意を求める機器等

プロジェクター・スクリーン・ホワイトボード・マーカー（赤・黒）